水虫は正式には「白癬(はくせん)」といい、足にできると「足白癬」、手にできると「手白癬」、爪にできると「爪白癬」、頭部にできると「頭部白癬」と言います。白癬菌と呼ばれる真菌(カビ)によって起こります。

<症状>

足白癬では、足の指の間の皮が剥けたり、足の裏の角層が厚くなったり、小水疱ができたりします。爪白癬では、足の爪の色が黄白色に変わったり、爪の表面が凹凸になったり、爪が厚くなったりします。

<診断>

皮膚や爪の一部を取って顕微鏡で見て、白癬菌が見えるかを確認して診断します。外観から白癬だと思っても、他の似た病気のこともあるため、きちんと顕微鏡検査で診断を受けた上で治療を受けることが大切です。逆に自覚症状がなくても、菌が見られることもあります。この場合も、将来ひどくなったり、家族に移してしまったりする可能性があるので、治療の対象になります。

<治療>

治療は、白癬菌を殺したり発育を抑えたりする抗真菌薬の塗り薬と飲み薬の2種類があります。

①足白癬など

塗り薬にはクリームや軟膏、液体があるため、症状と場所に応じて使い分けます。きれいに見えるところにも菌がいることがあるため、足の裏全体と足の指の間に薬を塗る必要があります。見た目が良くなってからもしばらく塗り薬を続ける必要があります。

②爪白癬

爪白癬では爪の先端だけでなく根元の方にも病変が及んでいるケースが多いため、完治するまでには爪の生え替わる1年以上の期間が必要です。飲み薬の方が効果的ですが、副作用の心配のある患者さんには塗り薬で治療します。

もし水虫になってしまったら、家族などに感染させないためにもバスマットやトイレのスリッパなどを共有しないようにしましょう。

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