<原因>

発症には主に3つの要素が関わります。

①性ホルモンなどの影響により、皮脂の分泌が増える

②毛穴が詰まることで、皮脂が上手く排出されない

③毛穴の中でにきびの原因菌(アクネ菌)が増えて炎症を起こす

10代前半~30代前半くらいまでは、性ホルモンの影響により皮脂の分泌が多くなります。

分泌が多くなってもそれがしっかりと外に排出されれば問題ないのですが、それによって毛穴がふさがってしまい、にきびの原因菌が増えることで炎症が起こります。

<症状>

①面皰(めんぽう)(コメド)
古い角質が詰まって毛穴が塞がったり、皮脂の分泌が多量になったりすると、皮脂が毛穴の中にたまって面皰ができます。

②紅色丘疹(こうしょくきゅうしん)
毛穴の中で増えたアクネ菌により炎症が起こり、赤く腫れます。

③膿疱(のうほう)
さらに炎症が進むと、膿をもつようになります。

④瘢痕(はんこん)(にきび跡)
強い炎症を起こして排膿した後には、凸凹したにきび跡が残ってしまうことがあります。

<治療>

症状や肌質に合わせて、飲み薬や塗り薬を使用します。スキンケアも並行して行います。

・飲み薬
抗生物質(菌の繁殖を抑える薬)や炎症を抑える薬、皮脂の分泌を抑える薬などがあります。症状によって、組み合わせて使う事もあります。

・塗り薬
菌の繁殖を抑える薬、毛穴のつまりを改善する薬、炎症をやわらげる薬などがあります。症状によって、組み合わせて使うこともあります。

<スキンケアについて>

にきびを触ったり潰したりすると、化膿してにきび痕を残す原因になるため、できるだけ触れないようにしましょう。化粧品は、にきび肌用のノンコメドジェニック製品を選びましょう。

※ノンコメドジェニック:ニキビができにくいことをテストで確認しているものです。

・洗顔
余分な皮脂と汚れ、毛穴を塞ぐ角質を落とします。洗顔料をしっかりと泡立てて、やさしく洗い、丁寧にすすぎましょう。

・保湿
大人のにきびでは、角質の保水機能が低下し、乾燥しやすくなっている場合があります。肌の状態に応じて保湿しましょう。

・紫外線
スキンケアの基本として、日頃から紫外線に対するケアを行いましょう。刺激が気になる場合は、次のようなものを選ぶとよいでしょう。

紫外線吸収剤フリー(無配合)、ノンケミカル、敏感肌用 など

<日常生活のポイント>

・食事
特定の食べ物がにきびに影響するという科学的な根拠はありません。極端に食事を制限するなどの偏った食生活は避け、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。

・髪型・服装
自宅ではヘアバンドなどを使って、にきびがある部分に髪の毛が触れないようにし、服装もできるだけ顔に触れないものを心がけましょう。

・睡眠
睡眠不足や不規則な睡眠はホルモンの変調をきたし、皮脂の分泌が促され、ニキビ悪化の原因になります。規則正しい生活を行い十分な睡眠をとるようにしましょう。

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